ぼくの仕事

竹林館でのぼくの仕事のひとつは、本の表紙や本文のカットなどに使う写真を提供することです。近頃では、作者が僕の写真を指名して使っていただける機会が増え、うれしいです。これからカラフルな季節になりますので、うきうきします。

では、サンプルを!(笑)  尾崎まこと

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夕日

今年の夏は、空ばっかり見上げて暮らしました。

ほんとうに例年になく、晴れ間が少なく夕日や夕焼けを撮るチャンスはなかなか来なかったです。8/18、6時半過ぎ、海遊館近くからの撮影です。

昔、夕日を眺めながら、目をしょぼしょぼさせているなと思うと、いつもの間にかうとうと6401 してしまう老犬がいました。

子供心に僕より犬のほうがえらいなと、感じました。

悪いことなんか一度もしなかっただろう彼の、なだらかな背中の傾斜を思い出します。

    (尾崎記)

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中ノ島公会堂ライトアップ!

毎日、日中は猛暑が続いているので、どう640dsc_0253 も僕は夜景ばかりを撮っているようです。

昨日の7時半にライトアップされました。その直後の撮影です。

人影のあるものもたくさん撮りましたが、無人もかえって人の気配がして、よいものです。

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ブリーゼタワーに登る

今日(13日)も仕事が終わった帰り、松屋の牛丼(並、お新香セット=500円)を喉を64036_edited1 つまらせながら食べて、大阪の夜景を撮影してきました。

昼間はほとんど言葉のお仕事なので、写真とは使う頭の筋肉の場所が違うツーのか、なかなか快適な二重生活です。今日のブリーゼタワーにある眺望設備は、足元までガラス張りなので、高さを忘れてまで撮影に熱中することはできませんでした。脚はガクガク、喉もカラカラ…己の命って、こんなにも惜しいものだったんですね!

カメラを赤ん坊のように抱え、血走った眼で飢えた赤ん坊に食わす獲物を探すため、きょろきょろしながら、うん、ほんとうはずっとコトバのことを考えています。

                              (尾崎記)

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当麻寺

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29日は当麻寺へ牡丹を撮ろうと思い立ち、出かけましたが、満開のピークはとっくに過ぎ去っていました。でも、古寺の雰囲気にひたることのできた一日でした。牡丹のいいショットは撮れなかったですが、これは帰りのプラットホームで、シャッターボタンを偶然押してしまってできた傾いたカットです。

 

  「時」

時は川の流れなどに喩えられ

それはひたすら

過ぎ去っていくものだ

と子供の頃から教えられてきた

しかしやがて

愛(いと)しいものが横に来て

重ねた手のその温かさのために

人は気がついてしまうのだ

時は

この世の始めから終わりまで

まるで動かないでいて

過ぎ去るものは

むしろ私たちであると

一切であると

だから君を愛するのだと

 

              (尾崎記)

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パンジー

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3/28(土)に、事務所近くの、堀川小学校の塀にそって並んでいる鉢植えのパ

ンジーを撮りました。

パンジーは、子供や子犬が笑っている顔に見えてしまいます。風にそよぐとなおさらです。

都会は、失われてしまった自然の記憶の断片を、季節が変わるごとに、ひろい集めているよ

うです。

                                  (尾崎記)

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鳥取の砂丘です

2月15日の日曜日、鳥取の砂丘を撮影しました。

15年ほどまえのカメラマン時代、舞台の撮影(合唱?)の合間に砂丘を撮影しており、とても懐かしかったです。舞台が終われば何百人の記念撮影をするわけです。数十個のフイルムをカメラバッグに詰めて大阪に帰ることになります。過去のざわめきを自分ひとりが抱えていると思うと、すごく寂しくなってしまう夜中の帰路でした。

僕の場合ですが、ちょっと気障なこと言いますが、(たとえ誰も理解しないとしても)詩を書いているよりも、(たとえ褒められるとしても)写真を撮る方がずっと孤独です。笑_dsf4838_105

   (尾崎記)

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よいお年を♪

仕事納めの29日、関中子さんの詩集『しじみ蝶のいる日々』が印刷会社からできあがって来ました。編集の過程で何度も読ませていただきましたが、「詩を書き続けていくことと、生きていくこと」の覚悟みたいなものを教えていただきました。それはどんな覚悟ですか?…ときかれてもこまるのですが、詩人として名をあげるとかという力んだことではなくて、たとえば花なら花を咲かせるとか、赤とんぼならその花にとまるとかとても慎ましい ことです。

…と、いうことでちょっと無理があるのですが、季節はずれですが、蓮の花と赤トンボ?の写真を今年最後の僕の写真としてアップさせていただきますね。来年は早々に広角レンズを買って、写真詩というジャンルに挑戦するつもりです。

今年一年ありがとうございました。来年もますますよいお年でありますよう、お祈り申し上げます。(尾崎記)

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阿倍野橋・フープのルミナリエ

昨日の夜は六時より阿部野橋で、水口洋治さんが講師で月に一度の 「詩の実作講座」がありました。真由美さんも祐二さんも僕も参加し活発に発言しました。八時ごろ、みんなと別れたあと、昨日の真由美さんに負けないように、フープのルミナリエを撮影しました。写真はグッチのウインドウに映り込んだクリスマスツリーや電飾や人々です。若い人が多くて阿倍野界隈では垢抜けた場所にもかかわらず、三丁目の夕日の「昭和」が写ってしまいます。

        1            (尾崎記)

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イリヤのヨンさま!

イリヤのヨン様です。Photo

今週の土曜、文学学校の川上明日夫先生の新しい詩集『雨師』の出版記念会があり、今夜はその「挨拶」を考えていました。人前で話すことなど、若い頃から苦でした。

でも、自分に許されている時間の、限りあるということが身に染みて感じるようになった昨今、失敗すると恥ずかしいということより、不格好でもよいからその時その時を、自分の形で咲ければよいな~と思うようになりました。

みなさん、おやすみなさい。

(尾崎 記 )

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