7月26日の詩の実作講座
7月26日の詩の実作講座(第280回)は、曽根ヨシさんの詩集をテキストに私がお話しします。今、その準備のために、曽根さんの詩集等を読んでいます。曽根さんは早熟な詩人で、中学1年のときの詩作品が既に香気漂う描写となっています。おとなになってからの短い作品「花びら降る」を紹介します。「さめざめと泣いたままでいる心に/しきりに朝の花びらが降る//何かが終り 何かが始まる/その瞬間というものがあるとすれば/咲き切って今を散る/この花びらのことだろう/風がゆすっているようでもあるし/なつかしい掌が 花の中の空を/騒がせているようでもある」。 午後6時から、あべの市民学習センターでの詩の実作講座に、どなたでも自由にご参加下さい。 (祐二)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント