今月の詩、アップしました♪
左子真由美さんの「木」です。
人間にかかわらず命には「ボデイ」があって、目に見える外側とうかがい知ることのできない内側があるという厳しさと寂しさがありますね。
人間の場合、なまじっか言葉があるので、その輪郭を自他ともあやふやにして一生を過ごします。生きるために昼も夜も空に手をさしのべている木の姿に学ぶことがあるかもしれません。
左子さんの詩には、ある種の「痛みの記憶」のようなものが核としてあります。しかし、感傷的に流されたり固執したりしないで、その場所を越えて広がっていく、ほとんど祈りといってよい音楽があるように、僕は思います。
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