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九月の詩・左子真由美「名前」

Dscf0567_2 (写真*左子真由美)

左子真由美さんの改稿決定版「名前」を電子詩誌イリヤの九月の詩としてアップしました。

「名前」は日常的にはあるモノを他と区別するために用いられますが、(たとえば両親がわが子に)名を付けるという原初の行為に戻って考察した、とても深いけれど明解でもある詩人の洞察です。

生きているのか死んでいるのか、うわごとのような眠い詩が今なお現代詩の「前衛」として勘違いされている傾向もあります。一部の真摯な実験を除いて、ほとんどが人間や人生や歴史からの逃避と逃亡だと思います。

しかしこのようなすぐれた詩に接すると、「現実に対する言葉の切れ味を楽しむ」という歴然とした詩のDscf0567 基準を思い出すことができます。(尾崎記)

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