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明日から4月

今日は土曜日ですけど、お客様が来られました。新しい詩集のご相談です。土曜日がゆっくりお話できるからということでした。なるほど、電話もあまり鳴らず、まわりがお休みなのでこちらもゆっくりと対応出来ます。プライベートでは、昨日まで心配事がありましたが、嘘のように吹っ飛んでしまいました。未来って(一瞬先でも)見えないものですね。尾崎さんの言う通り、確かにわたしたちは時間の先端にいるのよね。夜になって雷と激しい雨。心配事がなくなって気持が戦闘状態に戻りました。いつでも戦える、笑。明日から4月、また頑張りま~す♪(真由美)

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穏やかな一日

今週は仕事面では比較的緩やかな毎日です。仕事って不思議なことに重なるものですね。そして忙しいときほどいろんなことが出来ますね。時間が出来ると何かが出来るというものでもない。追い詰められると名案が浮かんだり、飛躍できたりするものです。というわけでのんびり、ゆったりしているこの頃ですが、プライベートではいろいろありました。穏やかな一日・・・なにげない一日がどんなに大事なものであるか、と思います。(真由美)

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発送終了

ようやくH氏の詩集の発送が終わり、みんな旅立って行きました。どんなふうに迎えられるのかな? きっと好評だろうな。入れ代わりにソフィア叢書の一冊が出来上がってきました。明日はまた発送。出版社って華やかなようだけど、ほんとに地味な仕事です。でもどこかで誰かがみてくれている・・・そんな気がします。それが支えかな?(真由美)

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桜、さくら

事務所の近くの桜がちらほら、咲き始めました。三分咲きくらいかな。毎年電車のなかから花見をするだけだけど、今年はどこかへ行ってみたいなと思っています。帝国ホテルの近く、大川あたりの桜がなかなかいいらしい。歩いていけるところです。今日は電話が鳴りっぱなしでしたけど、その他には変わったことはなく静かな一日でした。ソフィア叢書の新刊が出来ました。つやつやした新しい表紙を触るときは、なかなかうれしいものです。なかを開けてみるのはドキドキ・・・ですけどね。何ごともなく、著者からもうれしいメールを頂きました。明日も暖かいそうです。桜がいっきに咲きますね!(真由美)

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エッセイ「ベトナム旅日記」 掲載です。

左子真由美さんのエッセイ「ベトナム旅日記」

散文コーナーに掲載しました。

詩とはまた違う、まったりとした?味わいがあり、

クセになってしまったファンもいるとか…。

    (尾崎記)

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ご苦労さん会

今日は職場でご苦労さん会をしてきました。他の大事な会と重なっていたのですが、日程がとれず今日になりました。場所は梅田、アクティ大阪の27階のレストランです。あいにく街は雨に煙っていましたが、それもまたしっとりしていいものでした。今年になってハードな営業活動や、本の制作にみんな本当によく頑張ってくれたので、ささやかなお礼の気持でした。自分にもごほうび、と。これで、また明日から頑張れそうです。イリヤも頑張りますので、みなさん遊びに来てくださいね!(真由美)

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詩集の装幀

今日は詩集の装幀とキャッチコピーがほぼ完成。尾崎さんお疲れさまでした。この頃頼ってばかりですねぇ。明日、著者に送ったらまた新しい詩集にかかります。楽しみです。生物学の原稿にあったけど、どんなに長い歴史のなかでも、ふたりとおなじ人間はいない。それぞれが一回きりの、一度きりの勝負です。詩集もおなじ。そのひとに合ったベストのものを作らねば、ね。(真由美)

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妻は女優

今日はやっと春が来たような暖かな一日。私は家で次の原稿、『羅針盤の生物学』を読みました。結構難しい細胞や遺伝子の話なのに、著者のたとえが面白く最後までいっきに読めました。いい本になりそう。夕方、空いた時間に久々にフランス映画を。シャルロット・ゲンズブールの「ma femme est une actrice」。日本名は「妻はシャルロット・ゲンズブール」だったかな。シャルロットがキュートでかわいかった。映画の中での夫役は、実生活でのシャルロットの夫が演じていました。監督も同じく。有名な女優を妻に持つ夫(スポーツ記者)の嫉妬と愛をコメディタッチで描いたもの。しかし、フランスの女は強い。強くてかわいい、かな?  私も強くてかわいい女を目指して、明日からまた頑張りましょう!(真由美)

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ラス・パルマス

今日は火曜日なのに土曜日気分です。明日お休みのせいですね。祝日も仕事をしていたけれど明日は久々に休みます。今日は、新しい詩集の装幀や、キャッチコピーを考えていました。「ラス・パルマス」とは詩集のタイトルですが、フラメンコで両手を打つしぐさを言うようです。あのしぐさは、いのちへの拍手、生きることへの熱い賛歌でしょうね。ところで、その珍しいタイトルをネットで検索していたら、同名の喫茶店が会社のすぐ近くにあることを発見しました。詩集が出来たら、一度訪ねてみようかな。今日は風が強く、雲がたちまち流れてゆきました。雲間の陽差しは結構強かったけど。(真由美)

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今月の詩を更新しました。

尾崎の「五行歌でつづる『思い出の歌』をアップしました。

一年ほど前、気に入っている自分の詩をすべて、五行一連にあらためてみるこころみをしたことがあります。

人間にとってほぼ五行が、思考や感覚、印象の単位になっていて、

また日本語の生理にあっていることは確かなようです。

四行や六行との差は、あたりまえですが、真ん中の行がドンとあって

シメントリーを構成できるということです。

ど真ん中の大黒柱が、「言葉」であるのか「空間」であるのかということは

詩にとって大問題かもしれませんね。

  (尾崎記)

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木香薔薇

日曜日の今日は、家で雑誌の会員さんに請求書作りをしています。朝、みぞれが降って寒いかなと思ったら、晴れてきました。庭の木香薔薇に小さな小さなつぼみがいっぱいついているのを発見。それだけでとてもうれしくなりました。おとどし植えたもう一本の木香薔薇も去年は咲かなかったけど、今年はやわらかな若葉に囲まれて、小さなつぼみがついていました。希望の芽のようです。今夜は詩を朗読する詩人の会「風」に行ってきます。ゲストの奥村さんの朗読が楽しみ。きっと賑やかな会になることでしょう。今日は、希望の芽が身体のなかに芽生えてきた気がしました。(真由美)

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イリヤが一カ月過ぎました。

イリヤ君のお誕生日から約一カ月が経ちました。まだまだいろいろと企画はあるのですが、なかなか実行に移せません。でも焦らずに少しづつ進んでいきますね。なにせ、尾崎さんが一人でアップしているのですから、本当にお疲れさまです。今日も寒かったです。帰りは風が強くて、軽い私は(?!)風に飛ばされそうでした、笑。「春と聞かねば、知らでありしを」といった毎日。明日は少しは暖かいかしら? 杉山平一さんの詩のなかにあったことばを思い出します。spring has come ,winter is over 。(真由美)

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今月の詩「金環食」アップ

電子詩誌イリヤを発刊しまして昨日で丸一ヶ月になりました。

皆様のご厚意で、カウンターは順調に回り続けているみたいです。

さて、今月の詩のコーナーに、尾崎まことの「金環食」をアップしました。

日食の写真を添えましたが、ちょっと細工しました。

ポインターを写真の上に置いてくださいね♪

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マリエッテさん

一日ってあっという間に過ぎてしまいます。やりたいことが山ほどあるのに・・・。今日は、引き続き詩集のレイアウトと関西詩人協会の会報の編集をしていました。スペインのマリエッテ・シレロールさんからメール。今年5月から取りかかる英語詩集の版権のことでした。英語詩集に参加される方がすでに向こうで発表されているものだから大丈夫かと問い合わせたもの。マリエッテさんは自分の雑誌は私製のものだから版権は問題ないとの答でした。メールって何て便利なんだろうと思います。でも、でも・・・またお返事を書かなくては。これがまた一仕事。まあいっか、今夜は遅い。明日できることは明日にしましょう!笑。(真由美)

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自分に合った靴

娘のところにフランスから手紙が来た。留学中に知り合いになったデザイナーのおっちゃんからだけど、娘がたどたどしいフランス語で、近況報告方々今の仕事に満足していないと書いて出したものに来たお返事。その中に「君が自分の足にあった靴を見つけるように願っている」と書いてあった。「自分に合った靴」・・・何てすてきな表現なのだろう。今日は仕事の合間にその言葉をしばしば思い出していた。(真由美)

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行間のマジック

今日から新しい詩集の編集にとりかかりました。行間や天地左右の空きなどを決め、テキストデータを流し込んでいく作業です。詩には行間はとても大事なもの。不思議ですね。行間には何も書かれていないのに、行間で詩が生きたり死んだりしてしまうのです。今日も0、5ミリの間隔で行間を少しずつ開いていきました。すると、あっと驚くほど、詩が生きてくる瞬間があります。カメラでいえばピントがあった時のような感じかな?(カメラは詳しくないですが・・)詩の行の足の長さにもよりますね。今日はうまくいって大満足です。それにしても「空き」って何なのでしょうね。ところで、イリヤのレイアウトをちょっと変えて見やすくしてみましたけど、どうかな?(真由美)

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今日もまたかくありなむ・・・

いろいろとうまくいかない日があるものです。この頃何もかも好調だったし、たまには不調もありますね。そんな時、啄木の歌を思い出します。「友がみなわれより偉く見ゆる日よ花を買いきて妻と親しむ」だったかな。または藤村の「昨日またまたかくてありけり、今日もまたかくありなむ、この命なにをあくせく、明日をのみ思いわずらふ」など。でもたいていはささいなことです。明日からまた「明日をのみ思いわずらって」頑張ります!笑。それにしても、これらの現代詩からは遠い世界が、口をついて出るのは何故なのでしょう。ふと口ずさむのはこんな懐かしい言葉なのです。(真由美)

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カウンターを設置しました。

こちらの「イリヤの日記」にも、左子さんにカウンターを設置してもらいました。すると、いきなり累計2600を表示し、本体の「詩誌イリヤ」を超えておりました。

こちらは御存知の通り、左子さんの身辺、お仕事日記と詩誌イリヤの更新記録からなっているので、

よろこんでいいのか悪いのか…。

いえいえ、どちらもイリヤの兄弟、がんばりますのでよろしくお願いします。

      (尾崎記)

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東京国際ブックフェア

毎年7月に「東京国際ブックフェア」が行われていますが、今年大阪出版協会で参加することになりました。国際ブックフェアの名の通り、海外の出版社の参加もあり、それはそれは盛大なものです。各出版社で個別には参加していましたが、大阪出版協会としては初めての参加。わたしも店番に行くことになりそうです。店番しないで、あちこち興味津々でウロウロしそうですが・・。大阪の出版社も「連帯」を組もうとしています。出版社の9割ほどが東京に集中している現状、大阪のパワーを見せなくちゃ。とにかくお祭さわぎは楽しい! 終わったあとの飲み会も楽しみですねぇ!追記:日常のこととなると、どうも仕事のことばかりになってしまいます。ポエジーはどこへやら・・・。でも、忙しい時の一瞬の隙を狙って、ポエジーは忍び込んでくるのかも。(真由美)

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尾崎さんおめでとう!

先日、尾崎さんの「まんなか」という詩が産経新聞の「朝の詩」に掲載されましたが、今日報せがあって、月間賞になったそうです。尾崎さんおめでとう! この頃賞づいていますね! わたしもこうやって一緒に活動できて光栄です。ますます、頑張ってくださいね!

今日、たまたまチラッと見たテレビの番組で、鈴木真砂女の俳句をやっていました。いい句がありましたので、忘れないように書いておきますね。「あるときは船より高き卯波かな」。

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「フランケンシュタイン」をアップしました。

今月の詩より、左子真由美さんの「フランケンシュタイン」を左子さんの詩のコーナーにアップしました。

読者のそれぞれの人生経験が試されるような

多様な「読み」を可能にする短詩です。

それでも、(傷口のように)開かれてくる共通体験と

いうものがあるとすれば、

被暴力(従って非暴力)の痛みのある短詩ではないかと

僕は思いました。

左子さんのひりひりする、しかし美味しい詩をどうぞ♪

  (尾崎記)

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校正と発送

今日は校正と発送の一日でした。雑誌の発送は明日の予定だったのに一日早く届いてしまったので、しかもかなり発行が遅れていたので急いで発送の用意をしました。でも送れたのは、会員さんだけ。まだ定期購読や寄贈などどっさりあります。ふう! 帰りの電車の中でも校正。帰ってからも校正。でも、編集って面白い。編集で内容が変わってみえるのです。これは編集者冥利に尽きます。完成は明日、明後日になるかな。今週もハードな日々が続きますが、みんなよく頑張ってくれて感謝、です!わたしの住んでいる長岡京市には、今夜雪がちらつきました。春とおからじ、なのですけどね!(真由美)

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高校生ゴンクール賞

滅多に読まない新聞を読んだら面白い記事があった。フランスで「高校生が選ぶゴンクール賞」というものが出来でいるそう。日本で言うなら高校生が選ぶ芥川賞というところだけど、面白かったのは選ぶのが最後まで高校生だということ。フナックという大手の書店が関係していて、参加する高校へ最終選考に残った本を送るそうだ。そこで、高校生たちは全員参加で討論し、最高の小説を選ぶ。選ばれたものは、討論に堪えうるもの、歴史や時代を深く感じさせるものが多いということだ。いわゆるゴンクール賞と重なることもあるそうだけど、「高校生・・・」のほうがよく売れることもあるそうです。フランスの高校生に負けてられないな・・・と日本語でも討論の苦手なわたしは思うのです。今日は朝から雨、夕方から上ったけど、明日は寒いそうです。あったかくして頑張りましょう!(真由美)

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今月の詩、更新♪

今月の詩のコーナーに左子さんの「詩は」をアップしました。

一昔前のように、自分の思っていることを自由に詩に書くと、官憲がでしゃばってきて暴力的に書けなくするという不幸は去りました。

しかし詩人の言葉が人々に伝わっているかというと、

そうではなくて、情報化時代の喧噪のなかで、ほとんどかき消されてしまっている現実があります。

歌うことの手前でやっと息をつぎ、あるいは嘔吐までして、詩を書くことの意味をたしかめながらでなければ、詩を書けないという状況があります。
充実のイリヤですが、その辺のことまで視野に入れ、詩を愛するみなさんとの連帯の道を考えていきたいと思います。

 (尾崎記)

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朝のニュース

朝、時々BSのワールドニュースを見ています。BBCやフランス2やドイツのZDF、カタールのアルジャジーラなどですけど、やはりちょっとだけものの見方が変わります。チャンネルを変えて日本の朝のモーニングショーにすると、「ああ、なんて日本は平和なんだ」と実感します。料理やペット、旅にタレント・・・、平和は素晴らしいことなのだけど、何かが違う。大事なところをわざと見ていないような気がするのです。朝、シラクの演説などを聞いてしゃきっとして仕事に出かけるのはいい気分です。とはいえ、すぐに忘れてしまうわたしですが・・・・。では、今週もみなさま、来てくださってありがとうございました。おやすみなさ~い♪(真由美)

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今月の詩、更新♪

今月の詩に、尾崎まことの「人形劇(マリオネット)」を掲載しました。

「詩と思想」の三月号に執筆したものです。

特集が「理科系の想像力」ということで、人形劇に言及された論考や対談も多く、偶然の符合にびっくりしてます。自由と必然など、近代が引きずるアポリアをテーマにできない詩というものは、単に詩人の怠惰の結果であるかもしれません。

ポリフォニーが奏でる時代の哀調のようなものが、

お耳にかすかにでも聞こえてきますと、

このマリオネット劇はまず成功だったのでしょう。

 タム、タム、タム! (尾崎記)

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アプラクサスの囁き

この奇妙なタイトルの原稿をもらった時、「アプラクサス」という言葉の響きに惹きつけられてしまいました。ヘッセの『デミアン』に出てくる、神と悪魔の両面を持つ「神」だそうです。いろいろと悩みましたが、今日はようやく編集が見えてきました。一息ついて、お昼間外食に外に出ると、明るい陽差しにびっくり。もうほんまに春やなあ! 春は何度でも出会っているのに、何度でも感激します。季節では春や夏が一番好きです。特に夏の一番暑い時が最高。やっぱりどこかパッショネートな人間なのですね。(真由美)

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今月の詩、更新♪

三月になりました。

まだ五分たっただけですが、さっそく

今月の詩に、左子真由美さんの詩「輪郭」をアップしました。

…なるほど、輪郭って不思議ですよね。

輪郭のあることもないことも、

目眩してこんがらかったり、

溶けていくことも…

左子さんの出会った「不思議」はそのなかでも究極のものでしょうね。

大昔、頭を悩ませた、ハイデッガーの存在論を思い出しました。

さて、2月14日に生まれたばかりのイリヤ君、元気です。

これからもよろしくお願いします!

   (尾崎記)

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